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UEE(尿必須ミネラル検査)の重要性

UEE(尿必須ミネラル検査)はリカバリープログラムにおいて頻回に測定する尿検査です。

朝一番尿を採取します。DMSAなどのキレート剤による負荷はかけません。

<検査項目>

ナトリウム

カリウム

リン

カルシウム

マグネシウム

亜鉛

イオウ

マンガン

モリブデン

ホウ素

クロム

リチウム

セレン

ストロンチウム

バナジウム

コバルト

クレアチニン

リカバリープログラムにおいて大切な以下の事項をリアルタイムに確認します。

*グルタミン酸/GABAバランスの確認

*メチレーション回路遠回りの経路の活性を確認する

*必須ミネラルのバランスを確認する

したがって頻回に検査を実施する必要があります。

ARP(Autism Recovery Project)では2ヶ月に1回の測定を推奨しています。

この検査は通常ではDMSAなどのアミノ酸キレート剤の負荷のもとに実施する検査ですが、我々が行っているリカバリープログラムのなかでは負荷なしで行います。

<DMSA負荷をかけることのデメリット>

・亜鉛、銅などのミネラルの本当の値を確認できない

・CBS+ NOS+ SUOX+ を持った方々には負担になる

*DMSAは亜鉛や銅を結合しやすいので、検査結果では高い数値で検出されてしまいます。

CBS+ NOS+ SUOX+ の場合は硫黄(DMSAに含まれる)に対する感受性が高い可能性があります。それはアンモニア増加の原因にもなるかもしれません。

*Dr. Amy Yaskoプロトコールではメチレーション機能の改善が重金属の自然な解毒排泄を促すことを狙ってサポートします。DMSAやDMPSなどの硫黄成分を含んだキレート剤を長期間服用することはいたしません。

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